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最新号

ゲームジャーナルNo.19 スターリングラード強襲

表紙

解説

「ストームオーバー・アルンヘム」システムにカードドリブンシステムを併せた新機軸で、激戦となったスターリングラードの市街戦を描く。
本作は弊誌10号収録作品「旅順港強襲」をベースにしたシンプルなシステムで、かつプレー時間二時間以内でプレー可能な、本テーマで初めてとも言える極めてプレーアビリティが高い作品である。
このため「旅順港強襲」同様基本ルールは極めてシンプルである一方、アクションカードの採用により、特殊ルールを一切追加せずに、高度のプレイアビリティを維持したまま、兵種の特殊性、戦場の霧などが再現可能になっている。
独ソ両軍の血みどろの激戦場となった、スターリングラード市街の戦いを制するのは誰か?
第六軍の運命が、ひいては東部戦線の帰趨全てが、プレーヤーの手腕にかかっている。

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内容

「ストームオーバー・アルンヘム」システムにカードドリブンシステムを併せた新機軸で、激戦となったスターリングラードの市街戦を描く。
従来同テーマの作品ではSPI「バトルフォースターリングラード」「ストリートオブスターリングラード」などの作品があったが、いずれも難易度が高く手軽にプレーできる作品は皆無の状況が続いていた。
一方同システムで同テーマの作品としては、AH(ターニングポイント・スターリングラード)があるが、システムが複雑なうえプレイ時間がかかり、決して手軽にプレーできる作品とは言い難かった。
本作は弊誌10号収録作品「旅順港強襲」をベースにしたシンプルなシステムで、かつプレー時間二時間以内でプレー可能な、本テーマで初めてとも言える極めてプレーアビリティが高い作品である。
加えて、通常のアクションのかわりに、ドイツ軍は「重砲支援」「水平爆撃」「急降下爆撃」「蹂躙攻撃」、ソ連軍プレーヤーは「防御射撃」「地雷」「モロトフのカクテル」「チェイコフの指揮」などのカードを使用できる。
「重砲支援」は攻撃準備に必須の高火力カードだが、「水平爆撃」「急降下爆撃」などの爆撃カードは攻撃側プレーヤーが任意に損害を適用でき、「急降下爆撃」は加えて他のアクションと同時に使用できる。
このため通常は両プレーヤーが交互に行動するため相手プレーヤーに対応の暇が生まれるが、「急降下爆撃」カードは上手く使えば「ブリッツクリーク」が可能になるなど、各兵器によって異なった特性がカードによって表現されている。
このため「旅順港強襲」同様基本ルールは極めてシンプルである一方、アクションカードの採用により、特殊ルールを一切追加せずに、高度のプレイアビリティを維持したまま、兵種の特殊性、戦場の霧などが再現可能になっている。
独ソ両軍の血みどろの激戦場となった、スターリングラード市街の戦いを制するのは誰か?
第六軍の運命が、ひいては東部戦線の帰趨全てが、プレーヤーの手腕にかかっている。

Q&A、エラッタ、最新版ルール

ゲームデータ

テーマ
スターリングラード市街の攻防戦
カウンター数
約200駒
マップサイズ
マップ1枚
カード枚数
32枚
ゲーム期間
1942年9月13日~11月(全6ターン)
ゲームの範囲
スターリングラード市街のほぼ全域
ターンスケール
1ターン約2週間
ユニットの規模
1個大隊(ドイツ軍)1個連隊(ソ連軍)
プレーヤー数
2人
難易度(5段階、5が最高)
2