Game Journal.Net ゲーマーによるゲーマーのためのボードSLG専門誌

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最新号

ゲームジャーナルNo.61 幕末京都騒乱~夜明け前~

表紙

解説

「江戸幕府の黄昏」「大東亜戦争」などの大ヒット作品を続々と送り出している近藤友樹氏が新たに送り出す今年度最大の期待作登場!
あなたは新撰組を率いて、幕末の京都で日本の夜明けを迎えることが出来るか?

[特集]
リプレイ「日本の夜明けは近いのか?」
歴史概説「幕末京都の暗闘」
指針「幕末京都を制すのは誰だ?」
デザイナーズ「幕末京都騒乱」

[特別企画]
COINシリーズ作品紹介

[連載]
リプレイコミック 松田大秀
日本戦史雑話 大山格
最新研究が明かす帝国陸海軍の虚像と深層 長南政義


最新SLG情報/GAME GUIDE/絶版ゲーム再生Project/Mrことくの過激にレポートするぜ!/中国ウォーゲーム事情/知られざる名将たち/データでみる日米海戦/B級SFゲーム分科会/ASLの戦場

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内容

文久の政変前後の京都市街における佐幕派と勤皇派の争いを、ゲリラ戦などの非対称戦を再現するシステムとして、数々の名作を送り出している「COIN」システムで描く。

プレーヤーは、「会津」「新撰組」「長州」「勤皇志士」の4つの勢力をそれぞれ担当するが、「会津」と「新撰組」は佐幕派、「長州」と「勤皇志士」は勤皇派として同盟関係にある。
特徴的な点は、正規軍である藩兵は、潜伏中のゲリラ部隊である勤皇志士、長州藩士を捜索する能力を持たず、志士、藩士を捜索して摘発するためには、警察部隊である見廻組、新撰組などが必要になるが、警察部隊の火力では正規軍である藩兵に対抗できないというように、部隊の種類ごとに得意分野が異なっている。
そして、各勢力ごとに所有する部隊の種類、可能なアクションが異なっており、このために、基本的に潜伏による破壊工作を得意とする「勤皇志士」、正規軍である藩兵とゲリラ部隊である藩士を両方傘下に収めている「長州」、正規軍である藩兵と警察部隊である見廻組を傘下に収めているが、見廻組は潜伏中の志士、藩士を摘発する能力は、ゲリラ部隊の鎮圧専門部隊の新撰組に及ばないなど、各勢力ごとに特性を生かした作戦が必要になる。

従来のゲームにはない画期的なシステムを導入した傑作!

ゲームデータ

テーマ
文久の政変前後の京都市街における、佐幕派と勤皇派の争い
カウンター数
約198駒
マップ
マップ1枚
カード
32枚(カードシート2シート)
アクション表
4枚(会津、長州、新撰組、尊王攘夷各1枚)
ゲーム期間
文久の政変前夜から長州征伐まで(1863年~1864年頃)
ゲームの範囲
幕末の京都市街のほぼ全域
プレイ時間
3~4時間
プレイヤー数
4人(二人用シナリオあり)
難易度(5段階、5が最高)